
現在の日本の離婚率は、30%ともいわれていて3組に1組が離婚している状態です。
その中でも離婚率からみると、恋愛結婚よりも、お見合い結婚のほうが、幸せな結婚につながりやすいのです!
MSNニュースによると、
恋愛結婚とお見合い結婚にわけてみると、恋愛結婚の離婚率は40%でお見合い結婚の離婚率は10%で、恋愛結婚の離婚率のほうが4倍も高くなっています。
高い離婚率という事は、恋愛結婚では幸せな結婚につながらず、後悔している人が多くいるということではないでしょうか。
目次
なぜ恋愛結婚の方が離婚率が高いのかの考察
恋愛結婚の場合の平均交際期間は、約4年です。この期間で恋人の性格を分かったつもりになっている危険について考えてみよう。
彼(彼女)のすべてを理解している?
出会って何度も顔を合わすうちに、自分で勝手にこんな人と美化してしまっていることがある。
一緒に住んでいる訳ではないから、会っている時だけ、お互いに良い所を見せているんじゃない?
お金にルーズだったり、仕事をすぐ変わったり、浮気をしてたり。恋愛感情があると、もし嫌な所を見てしまっても、好きだからと見て見ないふりをしてることがあるんじゃいないでしょうか?
謝ってくれたから、と許してしまっていませんか。それだと何年交際していても、本当のことはわからず終い。
恋愛結婚の場合、恋愛感情のせいで、本当に幸せになれる相手かどうかという冷静な判断ができなくなっているのです。
自分の気持ちを相手にはっきり言えますか?
好きになった人に嫌われたくなくて、いやだなと思っていることを我慢して、伝えられずにいませんか?
そのまま結婚してしまうと、我慢し続けなくてはなりません。
恋愛結婚では、好きと言う気持ちから、結婚すれば変わるんじゃないかとか、子供ができれば変わるんじゃないかと、現実を見ずに、未来に期待して結婚してしまいます。
しかし、中には変わる男性もいますが、結婚が決まった時点で、責任感を持って行動してくれない男性は、結婚しても変わりません。そして、人間には我慢にも限界があるもの。
責任感を持って欲しいと、好きな人に自分の気持ちを伝えるのに、嫌われたくないという気持ちが強いと、勇気がいりますよね。
自分の気持ちを伝えて、行動をじっくり観察してみる必要があります。
とくに男性は、責められると、すぐ逃げたくなります。
でも大切な人を失わないために、男性は言葉ではなく、行動します。
私の夫も、結婚する覚悟が出来たとき、両家の顔合わせ、新居、婚姻届けなど、すべての事に行動が速かったです。
結婚する前に、相手が誠実に行動するかを確認することが大事。
『結婚とは生活』なので恋愛とは違う
昔からよく言われていることです。大好きな人と結婚できれば幸せになれる、子供ができれば相手は変わってくれると思うのは間違いです。
なんでも許せる恋愛時代と違い、子供のこと、お金のこと、家族のこと、色んなことを相談して乗り越えていける関係でなければなりません。
好きだからという感情だけで、これを理解せずに、結婚してしまっては問題を乗り越えられずに離婚に至ってしまう。
お見合い結婚(婚活含む)の場合の低い離婚率を考察
条件が前提のお見合い(婚活含む)の交際期間は、恋愛結婚よりも短め。
早ければ3か月、普通でも1年前後の交際期間での結婚なのに恋愛結婚よりも低い離婚率!
条件が合えば、結婚が長続きするのか
条件だけで結婚が長続きするのかと言えば、答えはNO。
もちろん愛情も大切です。
でも結婚前提での出会いというメリットは、大きいのです。
結婚について色々話し合ううちに、その人の考え方に触れて、人間性を知れば知るほど、ほんわかとした恋愛感情に変化していくからです。
ドキドキという刺激は無いですが、人間性を好きになるので、少しずつ愛情が増えていくのです。
離婚してしまった10%の夫婦は、恋愛感情がなく条件だけで結婚したのかな。
恋愛感情がまったくない状態で条件だけで結婚しても、広い心を持って、相手を許容することができないので、上手くいくはずはありません。
脳内恋愛ホルモンのしわざ?
お見合い(婚活)結婚では、恋愛感情が芽生え始めた状態での結婚となるので、新婚時代がとても素敵なものになる。
3か月の交際で結婚した私も結婚してるのだけど、恋愛している状態での新婚生活でした。
この脳内恋愛ホルモンは、12か月~3年間ほど出ているみたい。
離婚する場合は、結婚生活5年の壁を乗り越えられない場合が多いのです。
お見合い(婚活)結婚では、交際期間が短いので、愛情を積み重ねながら、子供が出来たりして生活が変化していきます。
結婚前にどんな生活を送るかを話し合って、恋愛感情もある結婚なので、刺激的なときめきが無い代わりに、家族としての変化があり、退屈しません。
2人で相談しながら、絆を深めていくので、脳内恋愛ホルモンが少なくなっても、『こんなはずでは無かった!』ということが少ないのです。
あっという間に、5年の壁を乗り越えてしまう。
平均して4年の交際後の恋愛結婚との違いは、脳内恋愛ホルモンの力もあるのかもしれませんが、やはり結婚前に生活に対する考え方をしっかり話し合える環境にあるのが、お見合い(婚活)結婚の良いところで、離婚率に表れてますよね。
まとめ
圧倒的にまだまだ恋愛結婚のほうが多いのだから、お見合い(婚活含む)結婚の良いところを取り入れると日本の離婚率はすごく減るんじゃないかな。
結婚する相手とは、結婚後のことについても話しておくことが大切。
その前に、ある程度の年齢になったら結婚の意思のある人と交際すること。
特に女性は、妊娠可能な貴重な時間が無駄にならないように、恋愛感情に振り回されて、自分の気持ちを伝える事が出来ない人に4年もの時間をささげないこと。
自分も相手もお互いに尊重しあえる人か見極めよう!
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