周りに結婚する人が増えてきても、結婚したくない女性もいます。特に既婚者の愚痴(親を含め)を聞いていると、なぜ?と考えるおひとり様女性もいるのではないでしょうか。
しかし、既婚者の愚痴をまともに聞いていては、結婚したい理由が分からなくなり危険です。なぜならその愚痴は、幸せだから言える愚痴がほとんどです。本当に不幸なら、プライドもありますから、人には言えない事がほとんどです。
さて、そんなおひとりさま女性に伝えたいことがあります。でもその前に、なぜ結婚したいと思わないのか、おひとりさま女性の考えるところからまずは確認していきましょう。
目次
おひとりさま女性が結婚したいと思わない理由
アンケートなどから分かる結婚したくない独身者が結婚に対するデメリットと考える、おひとり様女性がわざわざ婚活してまで結婚したいと思わない主な理由を3つご紹介します。
趣味や仕事が充実していて毎日が楽しい
20代前半の頃は結婚したいと考えていたおひとり様女性でも、アラサーぐらいの年齢になると、仕事の責任も増し、仕事が楽しくなってきます。毎日充実した日々を過ごしながら、休日には趣味や友人との付き合いもあり、寂しさを感じる事もありません。
また、日頃は忙しい毎日を送っているので、たまにほっとするひとりの時間を持つこともできる、自分の時間を確保しやすいのも独身ならでは。
結婚したくないおひとり様女性は結婚してしまうと、自分の時間が無くなると考えることが、結婚に消極的になる理由です。
自立している女性
自分の稼いだお金は、時間と同じように自由に使えるので、家庭を持つと自由に使えるお金を稼ぐ手段も無くなってしまうか、変更しなければないない選択する事に不安を覚えるので結婚したくないと思ってしまいます。
特に女性は家庭を持つと、家族とのある程度の調整が必要になるので、自分の都合も相手の都合に合わせなくてはならない事をデメリットと考える。
体調が悪くなっても、自分ひとりでなんとかしよう、人に迷惑をかけるのが嫌と考えてしまう、自立しているがんばりやの女性に多い考えです。
なんでも一人でこなせてしまうので、経済的にも自立しているおひとり様女性は、結婚する必要性を考えられず、反対に結婚することによって、もっと頑張らないといけなくなるというプレッシャーを感じてしまって結婚したくない考えてしまいます。
今は稼げているし、老後も自分でなんとか出来るように貯金もしっかりしているので、老後不安もありません。
シングルマザーでも子供は育つと考える
子供を持ちたいと考えるのは、頭で考えるのではなく、人間という動物としての自然の欲求みたいなもの。しかし、それは人それぞれで、アラサーになっても、子供を欲しいと思わないおひとり様女性もいます。
また、離婚も多い現代では、シングルマザーやシングルファザーでも立派に育っている人もいるので、例え自分は両親そろった家庭で育っていても、子供の為に結婚することが重要であるとは考えられないので、子供を持つためだけには結婚したいと思えないのが理由であることも。
結婚したい理由が分からないおひとりさま女性に伝えたいこと
結婚するのは、寂しいからでも経済的に頼る為でも老後を子供に頼る為でもありません。では何のために結婚するのか、結婚したい理由が分からないおひとりさま女性に伝えたいこと2つ
自由になる時間は減っても永遠じゃない
私の20代後半の時も、両親も若く現役で、自分も仕事に夢中でキャリアのことばかり考えていました。新しい知識を得る為の時間も沢山ありました。
でも、実際には結婚したからと言って、全く自由な時間が無くなる訳ではなかったし、貴重な時間を有効に使えるようになります。
確かに、仕事も家庭もで目が回るような忙しい時期もありますが、永遠に続くことでもありません。若くもあり、1人でもできることかもしれませんが、結婚して2人で協力することで余裕も生まれます。
私の時代は、結婚すると社会から切り離されてしまうんじゃないかという不安があったのも覚えています。でも、実際には例え一時期専業主婦になっても、社会から取り残されることなんて難しいですし、現代では経済的な事もあり共働きも常識です。
そのおかげで、男性も家庭の事に積極的になる風潮もあります。
結婚したい理由が分からないなら良く考えてみて欲しい。今は健康で、仕事も趣味も楽しく充実している30歳でも、10年後には確実に40歳になります。今35歳の女性も、10年後には45歳になります。
今は若く健康なので、体調不良といっても、風邪ぐらしか想像できないかもしれません。しかし、加齢の伴う体調不良はそれだけではないのです。長期治療が必要な病気になってしまう場合もあります。
そんな時の為に、貯金しているかもしれませんが、ずっとおひとり様のままでは年齢を重ねるごとに、老後の貯金をするための仕事に魅力を感じなくなりませんか?
やりがいのある仕事でも、辛い時には寄り添ってくれたり、成功した時には一緒に喜んでくれたりするパートナーの存在は、年月を重ねるごとに信頼できる家族として心強い存在です。そしてパートナーにとっても、あなたがそんな存在となるのです。
自分の体力が衰えてきたなと実感する時、同じように両親も年をとっていて、今と同じような状況ではなくなっていくということも考えなければなりません。
もちろん、子供に面倒を見て貰おうと考える親はいません。でも、歳をとってしまうと、自分で何とかしたくても出来なくなってくることが増えていくのです。自分だけならおひとり様で快適な人生かもしれませんが、両親にサポートが必要になった時、お互いに助け合えるパートナーの存在は、最強です。そして、大きく育った子供たちも協力してくれるのです。
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子供を産むための結婚と考えると違和感?
30歳をすぎると、自然な出会いで結婚相手に巡り合えるのは難しいです。この人の子供を産みたいと思える男性に出会えるまでおひとり様のまま40歳、45歳まで待っていて、例え出会えても、年齢的に子供は諦めなければなりません。
諦めきれずに、不妊治療を頑張っている夫婦もいますが、もう少し早ければという後悔をしている方が多いのです。
子供は望まず、パートナーを望んでも、同年代の男性が望むのは子供のいる家庭です。
今婚活で苦戦している女性たちも、アラサーぐらいの時には、結婚したいと思えないとのんびり考えていたはず。そんな先輩おひとり様女性達を見て、現実的な未来を想像できる女性は、20代後半からしっかり婚活しているのです。
結婚はしたくないけど、子供は欲しいというおひとり様女性もいます。
確かに、シングルマザーやシングルファーザーでも立派に子育てをしている人も多く居ます。しかし、実際にシングルで子育てしてきた人が、自立しておくことはすすめても、自分の子供にもシングルで子育てすることをすすめるかというと、絶対すすめません。
なぜなら、シングルで子育てすることは、子供が小さな時には特にとても苦労するという現実を経験として知っているからです。シングル家庭で育った子供も、親の苦労や自分の寂しさを知っているから同様に感じているはず。
他人から見ると、悲壮感をあらわにしている人は少ないですから、簡単に考えてませんか?
結婚制度とは、特に日本ではパートナーと協力することで精神的にも経済的にも子供を健全に育てやすいという合理的な制度なのです。
もちろん、虐待などのニュースが多い近頃のこと、必ず両親そろってということを言うつもりはありません。子育てだけではなく、人生で経験する色々な出来事を1人で背負うよりも2人で協力し支え合う制度ということ。
全てを自分1人で背負う、結婚相手の事も全部背負わなければならないのが結婚との勘違いが、結婚したくない理由になっていませんか?
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まとめ
何を一番お伝えしたいかというと、結婚することのデメリットと考えていることは、得られるメリットに比べて、そんなに考え過ぎる必要のないことだということです。
人は急には年をとりません。すこしずつ、しかし確実に老化していきます。そこに目を背けないで欲しい。
今は楽しく充実していて、おひとりさまの方が気楽かもしれません。自分が老化していくことは、想像したくないし、実感も湧きづらく、当分はそのままの生活が送れるますが、永遠ではないこと。
そして今、結婚したいと思う男性にまだ出会えてないというだけで、結婚したくないと思い込んでいませんか?
出会っていないだけで、出会いさえすれば結婚することに、何の抵抗も無くなるものです。
わざわざ婚活するのは面倒くさいとばかり思わずに、この人と家族を作ろうと思える人を探す行動を後回しにしないでください。
結婚して他人と暮らすということは、確かに面倒くさいことです。子供も一旦母親の体から離れると、1人の意思の全く通じない人間として誕生します。
面倒だから結婚したくないと思わずに、100年も視野に入る長い人生です。少し忙しくなっても、充実した人生を想像してみませんか?
共に暮らす内に、お互いに理解しあい助け合いながら生活していくことで、他人も認められるそんな人に成長できるのです。それは、人間社会で生きていく上で圧倒的に多い、人間関係での悩みを解決する能力が備わる機会なのです。
そしてその成長が、プライベートでも仕事の上でも自分を助けてくれる自信になり、豊かな充実した人生を実現できるのです。
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