40代独身男性は、婚活で厳しい状況にさらされます。もう若く可愛い女性と結婚できないのでしょうか。
芸能人のニュースなどで見かける、40代男性の20代女性や、さらには60代男性の30代前半女性との結婚などを聞き、自分もまだまだ大丈夫だと安心している独身男性は多いものです。
若く可愛い独身女性と結婚した男性は、芸能人のような、たぐいまれな「包容力」「経済力」「コミュニケーション力」「若々しいルックス」などを持ち合わせた男性なのです。
そして、それ以外にも40代独身男性にとっては、若い女性との結婚が厳しい原因があります。まずは、その原因からみてみましょう。
目次
40代独身男性の結婚が厳しい原因
未婚男性人口は未婚女性の1.5倍多い
40代独身男性のライバルとなる未婚男性(30歳から54歳)は、619万人です。一方、未婚女性(30歳から54歳)は、407万人と同世代の女性を含んでも、212万人も男性のほうが余っているのです。
さらに、子供が欲しい初婚男性の希望する女性の年齢は、35歳ぐらいまでです。35歳以上の女性を除くと、503万人の男性と116万人の30代前半までの女性を巡っての争いになります。
女性が理想とする結婚相手の年齢
独身女性の希望する結婚相手の年齢は、自分の年齢の±5歳ぐらいです。20代独身女性の希望する独身男性の年齢は、35歳ぐらいまででしょうか。
先ほどの未婚女性の合計に、20代独身女性を算入していませんでした。それは、20代の独身女性が結婚相手として考えられる独身男性は、30代までだからです。
20代前半の独身女性は、年齢的に年下独身男性よりも、年上独身男性とのマッチングを希望しますが、20代後半ぐらいから、徐々に年下男性も許容範囲に入り始めます。
20歳女性は10歳年上の30歳独身男性も許容範囲ですが、35歳の子供が欲しい独身女性は、45歳ではなく、40歳ぐらいまでの独身男性が許容範囲なのです。
30代前半の独身女性でも、40歳ぐらいまでを希望される方がほとんどですので、40代に突入してしまった独身男性は、30代前半までの独身女性とお見合いすることも厳しくなってしまうのです。
婚活が厳しい40代独身男性が結婚できる対策
結婚するためには、まず会ってみる、お見合いや顔合わせが不可欠です。独身男性は、男は40代になっても大丈夫だとのんびりしていると、30代の独身女性に会うことすら難しくなるのが現実です。
ここでは、若い女性と40代独身男性が結婚するための対策をご紹介しましょう。
大人の男性としての包容力を身に付ける
若い女性が40代独身男性に感じる魅力として、包容力が挙げられます。しかし、男性でも結婚を考える時、年齢に限らず、女性に求めるのは包容力です。
結婚適齢期の30歳前後の男性が結婚を決意した理由として、女性の包容力に安心感を感じ、結婚に前向きになる傾向があります。
同様に、女性も良いところもダメなところも受けいれてくれる、そんな男性の包容力に魅力を感じるのです。
例えば、愚痴を聞いてもらいたい時でも、優しく受け止めてくれたり、機嫌が悪くて八つ当たりしてしまっても、笑って許してくれる。そして、デート中のアクシデントで思うように時間が過ごせなくても、イライラしたりせずにリードしてくれるなど判断が速く、ケンカにならないなど。
とにかく、何があっても包み込んでくれるような包容力が要求されるのです。
若い女性は、感情的で男性を振り回してしまうこともあるので、この包容力が身についてないと、最初は大目に見ることができても、次第に疲れてしまう男性がほとんどです。
大人の男性として、本物の包容力を身に付けましょう。
社会人としてそれなりの経験が収入につながっている経済的なゆとり
長く社会人として経験があるので、それなりの仕事が出来る男性は、当然収入も良く経済的に安定しています。
若い女性を金銭的に躊躇することなく、色んな体験をさせてあげることが出来る経済的な余裕も、若い女性にとっては尊敬することができる頼りがいのあるのが40代独身男性としての魅力なのです。
では、どれくらいの収入がある男性が経済的な余裕のある男性でしょう?
若くて可愛いけど、経済的に不安定な派遣やアルバイトなどの女性は、結婚したら専業主婦になることを求めます。その場合、子供を持つことを考えると、年収が600万以上の男性を希望します。
また、現代の女性は若くても正社員としてしっかりキャリアを積んでいる女性も沢山います。そんな女性は自分の年収や同年代の男性の年収から考えて、年上の40代の独身男性なら、年収1000万ぐらい稼いでいる人を仕事のできる男性と尊敬するでしょう。
どちらの女性にしても、若い女性には彼女たちの同年代の男性というライバルが沢山いるので、その男性たちに打ち勝つだけの年収が必要です。
年齢を重ねても衰えない好奇心からのコミュニケーション力
包容力にもつながりますが、自分の事ばかり話すのではなく、若い女性の話すことを興味をもって聞ける余裕がある40代独身男性なら女性にとっても魅力的です。
知らない事や興味のないことでも、楽しそうに興味をもって聞いて貰うと、その男性との時間が楽しいものになり、次第に好意を寄せるのが女性です。
ただ若くて可愛い女性だからと、最初は一生懸命でも、時間が経つにつれてもともと人間的に他人に興味がないような男性は、会話に必要なお相手への興味も続かないので話が発展しません。
年齢を重ねていても、好奇心のある男性は、女性との時間も豊かなものにできるのです。
若々しいルックスで年齢を感じさせない
年齢を重ねると、加齢により外見的には衰えていきます。
年齢よりも若く見えると言われるのは、お世辞の場合も多いのです。たまに、同年齢でも自分よりも老けて見える人を見ると、その人とだけの比較で、自分は年齢よりも若く見えると勘違いしている男性も多いです。
若い独身女性が男性に老化を感じるのは、肌や白髪、体形や加齢臭などで、平均して37歳ぐらいから男性が老化していると感じるのだそうです。
何も気遣わなければ、40代独身男性は、年齢で結婚相手としては避けられる可能性があります。
スキンケアで肌のお手入れをしたり、適度に流行を取り入れた大人なファッションを研究したり、スリムな体形を保つ努力なくしては、若々しいルックスは保てません。
まとめ
40代以降の独身男性が、20代や30代前半の若くて可愛い独身女性と結婚したいと思っても、厳しい婚活となります。
男性は30代や40代の独身女性よりも年齢的に焦る必要がないと勝手に思っています。そして、40代になっても、20代や30代の男性と競い合えると勘違いしているのです。
40代男性が子供を望んでも、その対象となる子供を安全に妊娠出産できる30代前半までの女性が望む子供の父親になる男性に対する希望を軽んじているのが原因です。
女性と違って男性は、子供が大人になるまでには20年かかるという視点がありません。20年後の自分の年齢とその時の姿を想像してみましょう。
若い独身女性にその理想を捨てでも結婚したいと思わせるには、たぐいまれな「包容力」「経済力」「コミュニケーション力」「若々しいルックス」を持ち合わせている男性となる必要があるのです。
経済力だけでも、包容力だけでもありません。
まず会うことが出来る状態までこぎつけるには、若々しいルックスと経済的な余裕が必要ですし、会うことが出来ても、楽しい時間を過ごさせてあげられるコミュニケーション力も必要です。
そして最後に、男性に包容力を感じた時、年齢をものともせずに、若く可愛い独身女性は40代独身男性のことを結婚相手として考える様になるのです。
大人の魅力を磨いて、理想の結婚相手を見つけましょう!